概要
Microsoft Edge が バージョン122以上にて、Browser Essentials UI が向上したことによって、40%以上の処理速度向上しました。
また、HDD や 4GB RAM などの低スペックの端末では 80% 程度高速になったとのことです。
Web 2.0 プロジェクトについて
Web 2.0 というプロジェクトが Microsoft 内で立ち上がり、Microsoft Edge が高速になりました。
以前までは、Web を表示する際、クライアントにて Javascript がレンダリングを開始する前、 Javascript をダウンロードし、不必要であったコンパイラー実行が必要であり、そのために、Web ページの表示が遅くなっていました。また、Web UI では、モジュールが不要な場合でも、そのバンダルが共有されており、クライアント依存の Javascript が相まってより Web ページが遅くなっていたとのことです。
この度、サーバー側でレンダリングを行い、その準備されたコンテンツをクライアント側は受理するため、Javascript の遅延がない限り、高速に Web ページを表示できるようになっています。
そこで Web 2.0 プロジェクトでは、以下の構想の下、実現をしたとのことです。
- コードバンダルのサイズを低下
- Javascript が Web 表示時、最小化
- Edge の UI アーキテクチャをモジュール化
まだ高速の余地はあるようで、今後も応答速度を向上するとのことです。また、Web 2.0 はオープンソースにし、開発用に利用できるとのことでした。
参考情報
An even faster Microsoft Edge – Microsoft Edge Blog (windows.com)
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