[フォルダーオプション編] Windows 11 のエクスプローラーを徹底的に使ってみよう (執筆中)

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概要

本記事は、[表示オプション編] Windows 11 のエクスプローラーを徹底的に使ってみよう の続編で、フォルダーオプションの [表示] を詳細に確認する記事です。
前編と同様に、サードパーティー製のエクスプローラーは一切使わず、純正のみで設定できるものを記載しています。

フォルダーオプション

フォルダーオプションには、[全般]、[表示]、[検索] の3タブがあり、各項で設定できるものは異なります。各々説明していきます。

全般

エクスプローラーで開く

[エクスプローラーで開く] では、[ホーム] と [PC] を選べます。エクスプローラーが起動した際、どの画面を最初に出すかを決められます。

フォルダーの参照

[フォルダーの参照] では、フォルダーを開いた際に、新しいウィンドウにするかどうかをきめられます。

クリック方法

[クリック方法] では、各フォルダー・ファイルにカーソルを合わせたときに、アンダーバーが表示される、もしくはデフォルトで表示され、ワンクリックで開くことができます。
複数選択したい場合などは不便なので、[項目チェックボックス] と併せて利用するといいでしょう。

プライバシー

[プライバシー] では、[最近使用したファイルを表示する]、[頻繁に使用されるフォルダーを表示する]、[Office.com のファイルを表示する] の3つが利用可能です。

最近使用したファイルを表示する

[最近使用したファイルを表示する] は、[ホーム] にて、最近使用したファイルを表示するかどうかを決めます。

頻繁に使用されるフォルダーを表示する

[頻繁に使用されるフォルダーを表示する] では、頻繁に作業するフォルダーを [クイックアクセス] に表示します。検証してみた結果、頻繁に開く、ではなくファイルを作ったり、編集したりすることを “使用される” と定義しているようです。
また、これを一度 OFF にすると、エクスプローラー内のキャッシュが削除され、再度 ON にしても、すぐには [クイックアクセス] に表示されません。

Office.com のファイルを表示する

Office アカウント (無料 Microsoft アカウント含む) に紐づけられているファイルが [最近使用した項目] に表示されます。

少し興味深い話ですが、Windows に Microsoft アカウントでサインインしていなくても、[メールとアカウント] にて Microsoft アカウントが登録されていると、エクスプローラーにオフィス (OneDrive) に格納されているファイルが表示されるようになります。
因みに、そのファイルをクリックすると、Web サイトに飛びます。

そして、このアカウントを Windows (上図の画面) から [削除] したとしても、 [最近使用した項目] からは消えません。
※この際、レジストリーからはその ID が消えています。

この [最近使用した項目] は エクスプローラーのキャッシュを表示しているため、キャッシュ自体を削除しなければなりません。キャッシュは、%AppData%\Microsoft\Windows\Recent\AutomaticDestinations に存在しており、これをすべて削除することで、[最近使用した項目] から Office のファイルが消えるようになります。

その代わり、今まで表示されていたローカルのファイルにクイックにアクセスはできなくなります…。

表示 (執筆中)

続いて、エクスプローラーの [表示] タブです。[表示] タブはより一層詳細な設定が可能になっており、各項で表示・非表示などができます。

ナビゲーションウィンドウ

ナビゲーションウィンドウは、エクスプローラーの左ペインに表示されます。
これの詳細表示設定です。

この PC を表示

左ペインに、PC を表示させるかどうかです。

すべてのフォルダーを表示

左ペインに、[コントロールパネル] や [ネットワーク]、その他プロファイルデータなどが表示されます。

ネットワークを表示

左ペインの [ネットワーク] を表示するかどうかです。
これを表示しないと、ネットワークドライブの割り当てたアクセスがエクスプローラー経由で楽にできなくなります (アクセス自体は可能です)。

ライブラリの表示

左ペインに [ライブラリ] を表示するかどうかの設定です。
ライブラリは、プロファイルの [ドキュメント] や [ピクチャ] などが格納されていますが、[クイックアクセス] を有効にしている場合は、特段有効にしなくてもよいと思います。

可用性の状態を常に表示します

OneDrive や [スマートフォン連携] アプリを利用している際に、そのフォルダーの同期状況がアイコンとして表示されます。

開いているフォルダーまで展開

エクスプローラーでは、通常、左ペインにフォルダーの階層は表示されません。
この設定では、そのフォルダーの階層まですべて展開し、表示する設定になります。

ファイルおよびフォルダー

ステータスバーを表示する

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