概要
Copilot PC については、こちらの記事を参照ください。
【完全まとめ版】Copilot + PC のあれこれについて | KBまがいなIT雑記ブログ (asitblog.com)
Recall 機能について
Recall 昨日は Copilot PC に搭載された新しい機能です。
PC 上ブラウザ検索やファイル、アプリケーションなどで一度見たことがあることを思い出させるためにタイムラインを作成を自動で作成、つまりスナップショットを定期的に作成する機能です。
作成された画像は、PC 上の AI 機能を使用してローカルで暗号化、保存、分析され、コンテキストを理解します。Copilot+ PCにログインすると、リコールを使用して視覚的に足跡を簡単にたどり、アプリ、Webサイト、画像、ドキュメントから見たものを見つけ、自分の仮想的で完全にプライベートな「写真メモリ」のように動作します。保存されるものは常に自分で管理できます。スナップショットの保存を無効にしたり、一時的に一時停止したり、アプリケーションをフィルタリングしたり、スナップショットを削除したりできます。
Recall 機能の修正
Recall は以下の3点を修正し、強化に努めるとのこと。
1.Copilot PC のセットアップ時に、Recall を利用するかどうかを選択できるようにできます。
デフォルトはオフです。
2.Recall 機能を利用する際には、Windows Hello の利用が必要となります。また、Recall で保存されたスナップショットを検索等する場合、ユーザーがその PC を利用していることが前提です。つまり RDP などでは参照不可。
3.Windows Hello を用いた際に、サインインセキュリティを強化する ESS によって、スナップチャットなどを暗号化します。また、検索する際などのインデックスデータベースなども暗号化されるようになります。
Recall 機能のデータの所在について
まず、Recall 機能で取得されたスナップショットはローカルに保存され、クラウドなどには保存されません。そのため、自分のスナップショットは、他の Copilot PC を利用しているユーザーへの AI 学習利用はされないようになります。
また、スナップショットは自動的に共有されず、Microsoft にさえ共有されません。スナップショットは上述の通り、暗号化されているため、管理者でも別のユーザーのスナップショットは参照することはできません。
コメント