概要
Outlook の Copilot 機能は、現在まで効率を高めるツールとして、その地位を確立しています。
Microsoft Ignite で発表されましたが、新しい Outlook for Windows では、Copilot 等の最新の機能をすぐに利用が可能です。
従来の Outlook を利用しているユーザーにとっても、Copilot 機能の導入は大きなメリットをもたらしていますし、昨今の AI 事情を鑑みると導入を切望している企業も多いはずです。
過去数か月にわたり、従来の Outlook に Copilot 機能がロールアウトされ、ユーザーはメールの要約やコーチング、メールの下書きなど利用できるようになりました。
新しい Outlook への移行スケジュールが Microsoft 社より公開されました。詳細はこちら。
要約機能とコーチング機能
要約昨日は、ユーザーが長くにわたるメールのやり取りを追いかける際に、Copilot が提供する要約を通じて、重要な情報を素早く把握することができます。
ちなみに要約機能は Current チャネル、もしくは月次エンタープライズチャネルのビルド 16.0.17028.10000 以上で利用可能です。
また、重要なメールを書く際には、Copilot によるコーチング機能を利用することで適切な内容、書き方と伝え得方などをアドバイスしてくれます。
コーチング機能は Current チャネル、もしくは月次エンタープライズチャネルのビルド 16.0.17231.20182 以上で利用可能です。
今後の展開
Copilot 機能は新しい Outlook for Windows と Outlook for web で最初にリリースされ、その後 Mac とモバイルにも展開される予定です。従来の Outlook では、以降のロールアウトから3か月から12か月の間にリリースされることになります。
Microsoft 365 チャットエクスペリエンスとしての Copilot は、企業データ間の接続を強化し、 Outlook 内での作業をよりスムーズにするとのことで、ユーザーは Outlook から画面遷移などをせずに、メールの下書き、質問、複数のメール会話の要約、チャット、ドキュメント、会議などの作業を行うことができるようになります。
Microsoft は、従来の Outlook が多くのユーザーにとって重要なツールであることを理解しているとのことです。今後も Copilot 機能の拡充を従来の Outlook に対し進めていくとのこと。
各プラットフォームには独自の開発時間がありますが、新しい Outlook for Windows、Web、モバイル、Mac に搭載される主要なCopilot機能は、機能に応じて妥当なフォローアップタイムラインで従来の Outlook にも搭載される予定です。
参考情報
Copilot is now available in classic Outlook for Windows (microsoft.com)
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